◆医学部麻酔科学?集中治療医学講座の青山文講師が、第69回学術集会において最優秀演題賞を受賞しました

2022年8月2日

 医学部麻酔科学?集中治療医学講座の青山文講師が、日本麻酔科学会(※)による「第69回学術集会」において、最優秀演題賞を受賞しました。

 本賞は学術研究の発展と奨励を目的に、学術集会で発表された演題から厳正な査読のもと12の領域からそれぞれ6本の優秀演題が選出され、領域別の6演題の中でも特に優れた演題に贈られるものです。

 青山講師は学術集会の神経領域で、未だ特異的な治療薬のない術後せん妄の新規治療薬の開発を目的として、高齢ラット開腹手術モデルを用いた神経ステロイドAllopregnanolone (ALLO)の治療及び予防効果について発表しました。術後せん妄の発症はその後の認知機能の悪化に関連することが示されており、今後の超高齢社会の日本において早急な解決が望まれる病態です。本研究は、全国でも高齢化が進んでいる高知県においては特に、新規治療法の開発に向けた更なる研究の推進が期待されるものです。

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(※)日本麻酔学会‥1954年に創立。現在は会員総数が13,000人を超える国内最大の麻酔学会組織。

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