◆医学部附属病院泌尿器科の安宅香弥医員が、日本泌尿器科学会四国地方会において優秀演題賞を受賞しました

2022年3月29日

 医学部附属病院泌尿器科の安宅香弥医員が、沙巴体育平台_新沙巴体育投注-中心*官网4年2月5日(土)に開催された第109回日本泌尿器科学会四国地方会で「当院における腎血管筋脂肪腫の治療成績と臨床的検討」について発表した研究内容が、優秀演題賞を受賞しました。

 本賞は、日本泌尿器科学会四国地方会の会員から一般演題を募集し、その中で選抜された8演題の中でも特に優秀な1演題に贈られるものです。

 腎血管筋脂肪種とは、腎臓にできる腫瘍の一つです。ほとんどが良性であるため小さいものは経過観察をすることが多いですが、大きさが40mm以上の場合や腫瘍に生じた動脈瘤の径が5mm以上の場合は破裂や出血のリスクがあることから、予防的治療が検討されます。一般的には動脈塞栓術というカテーテルを用いた治療が行われ、これまでも多数の報告があります。

 安宅医員は、これまでの治療実績を基に腎血管筋脂肪種に対する腎動脈塞栓術の有効性?安全性を明確にしつつ、腫瘍が消失するまで長期的な経過観察が必要だったところ、CTの値を確認することで短期的に治療効果が予測できることを本会で発表し、その内容が高く評価され今回の受賞に繋がりました。

 

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演題発表中の安宅医員(右)

 

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